本記事は「環島したときのこと」というシリーズ物の一部です。初めから読みたい方はこちらからどうぞ。
本記事は、筆者が2016年12月25日から2017年1月5日にかけて台湾旅行をした際の体験をもとに、思い出しながら書いたものです。当時の写真やメモ、SNS記事などを参考にしながら書いております。ご了承ください。
2016/12/31(台湾7日目)
台湾7日目は、台東から花蓮まで約174kmを走破。ここは、すごくのどかで楽しそうな反面、この旅2番目の難所になるかなーと思ったのですが、結果的には、距離は長くてもほぼフラットだったので、割と楽しく行くことができました。

原住民の村?
台東から国道9号へ向かう途中、原住民の住む村のそばを通る時、なにやら頭に何かを巻いた、半裸の家族が焚き火を囲んで何か準備しているのを見ました。何かのネタでたければ、原住民族の何かの儀式と思うのですが、まさかこんなに国道沿いの車がビュンビュン通っている横でやっているとは、なんともシュールだなぁと思いました。
サトウキビ丸かじり
そこを通り過ぎると、あたり一面フルーツや穀物を栽培している大きな農業地区へ。路地で販売している看板を見ると、甘蔗と玉米という字が見え、甘蔗ってなんだろうとおもったら、そこは一面サトウキビ畑でした。

そういや、サトウキビって、生でかじったことないなー。と思い、生サトウキビ10元でゲット。かじると、おもったよりはあっさり味。黒砂糖のような甘さを想像していましたが、口に残るモサモサした繊維を除けば、果実に近いような味だなと言う印象。


池上弁当
さらにそこを過ぎると、田んぼが多くなり、いよいよ米どころ、池上へ。池上米といえば、台湾では超有名なブランド米。今や至る所で、池上弁当が売られています。ではここはひとつ本場の池上弁当をいただこうかということで、ちょうどお昼時間だったこともあり、駅前の弁当屋さんで、お弁当をべました。確かに噂にたがわず、美味でした。80元で、弁当のほか、セルフで野菜の炒め物と、汁物が付いてくるのが、リーズナブルかつヘルシーでありがたいです。



異次元のデカさ。花蓮の夜市
黙々と走って、19時頃花蓮に到着。
花蓮の夜市に行こうとしたところ、突然スコールのような雨が降り始め、少しめげそうになりましたが、気を奮い立たせて、いって来ました。
いってみて驚いたのは、いままでみて来た夜市と、異次元のデカさだったことです。雨だというのに人通りは激しく、家族連れや若いアベック(死語?)、中国系やら欧米系の観光客やらで、ごった返していました。
あと、すごい大物歌手と思われる人たちが、野外コンサートを行っていました。やべえこれはさっぽろ雪まつりクラスだ。台湾人は毎日こんなのやってるのかー。とおもったら、後でホテルの親父に聞いたところ、これは大晦日と、元旦だけだといっていました。少し安心。台湾は春節は派手に祝うけど、新暦の新年はあまり祝わないと聞いたけど、割と派手にやるんだなーと思いました。爆竹こそやらないものの、結構真夜中まで花火があがったりで、早く寝たかった僕としては、少しうるさいなーとおもっていました。


