本記事は「環島したときのこと」というシリーズ物の一部です。初めから読みたい方はこちらからどうぞ。
本記事は、筆者が2016年12月25日から2017年1月5日にかけて台湾旅行をした際の体験をもとに、思い出しながら書いたものです。当時の写真やメモ、SNS記事などを参考にしながら書いております。ご了承ください。
2017/1/1(台湾8日目)
太魯閣峡谷 – 自転車休足日にバスで観光した記録
台湾8日目は、休息日(休足日?)と称して、自転車を漕ぐのをやめ、前からいってみたかった、太魯閣峡谷を1日観光することにしました。
太魯閣といえば、国際的なヒルクライムも開催される、自転車乗りには有名な場所ですが、残念ながら私はヒルクライムがすごく苦手なのと、累積900km近くにのぼる自転車移動の疲れから、登る気力が湧かず、バスで行くことにしました。
いくつか通行止めで見られなかった箇所があったのですが、とりあえず、一番見たかった、砂卡礑歩道と燕子口歩道が見られたので満足。












2016/1/2:台湾9日目
台湾東部は崖の連続
台湾9日目。今日は、花蓮から国道9号を110kmダダ走りして羅東へ。断崖絶壁だらけで、そのぶん上りも多かったですが、昨日の休息で疲れも取れて、こともなくクリアできました。途中、抜き去る車の助手席から、お兄さん、お姉さん、ちっちゃい子供に至るまで、何度「加油!」と声援をもらったことか。。。目頭が熱くなりました。
観光場所としては、清水断崖というのが一番有名な断崖みたいですが、僕にはとっては、どこもここも全部良かったです。特に、断崖絶壁のすごい場所に鉄道が通っているのを見ると、なんであんなとこに鉄道通したかなーという思いに駆られ、なぜか廃墟サイトを見ているような、なんともいえない気分になります。
今日も羅東夜市へ繰り出しました。明るいうちから繰り出したのですが、すでに活況を呈していて、裏路地がことごとくお祭り気分になっていました。ホコ天ではないけど、完全に歩行者優位な道になっていて、バイクが申し訳なさそうに人を避けている感じです。
この日の旅は、ペダルを休めて自然と歴史に浸る貴重な体験でした。次回の移転者旅では、この経験を活かして、より疲労を抑えつつ移動と観光のバランスをとってみたいと思います。


