この記事では、JR東日本の新幹線商品「どこかにビューーン!」を使って、家族で長野県・上田を旅した時の2日目の様子を描いています。上田の観光情報や、まりこワイナリー、別所温泉への子連れ目線での感想や気づきをまとめてみました。
過去数回のどこかにビューーン!体験を通じてわかったことがある。それは、JR東日本の新幹線エリアはほとんど北国(東北、信越)だという事実。つまり、冬はアクティビティが限られるということだ。よく考えたらすぐにわかることだが、あまり意識せず利用していた。が、そう考えると夏にしかできないことは夏のうちに。と決意を固めたものの結果的には、夏場を迎えても大して利用していなかった。やはり、交通費がだいぶ浮くとはいえ、宿泊費は出すわけなので、そうおいそれとは出かけられないのだ。悲しい。
そういうわけで(どういうわけだ)夏が過ぎて、かぜあざみ感のある9月下旬に4度目のビューーンに挑戦した。そろそろ秋田もいいかなと思いつつ、内心「近場でもいいかな」という気持ちもなくはなかった。ちょうどその頃色々バタバタすることがあったので、旅行ではあまり何も考えず脳を休めたいという気持ちもあったからだ。
結果的に、上田駅に決定。上田。どこだっけ?長野県ということだけわかるが。そこから上田観光地探しが始まる。
PLAN:上田ってどんなとこ?
真田氏ゆかりの地
真田丸が大河ドラマでやっていたのは、もう9年前のことになる。私の中ではかなり真剣に見ていた大河の一つである。懐かしい。ちょっと興味深いと思いつつ子連れで行くのはどうかなという迷いもあり。実はサマーウォーズの聖地でもあるようだ。ちょうど久しぶりの金ローでもやっていたのはなんたる奇遇。
歴史好き・大河ドラマ好きにはかなり刺さるエリアですが、子連れの場合は「真田丸+サマーウォーズの聖地めぐり」として楽しめそう。
別所温泉でのんびりと
上田からは別所温泉行きのローカル線が出ている。別所温泉もまた鄙びた温泉街という佇まいで、自社仏閣巡りというこれまた子連れに刺さるのかどうかという取り合わせであるが、今回はもう100パーセント自分の癒しと思って、子供には我慢していただきたい。別所温泉といえば実は松茸が有名のようだ。しかもこの時期は旬で、松茸小屋なるものが期間限定で数カ所開店するようである。そういえば松茸のフルコースって食べたことないな。と、俄然興味が湧いてきた。
上田からローカル線で30分ほど、観光よりも「温泉街の雰囲気と静けさを味わう」タイプの場所なので、子連れでもゆっくりしたい人向けの寄り道候補という感じです。
ワイナリーもある
椀子ワイナリーがある。見学ツアーやテイスティングなどが楽しめる。子供がいるとツアーものは参加できないようだが、一般客としてテイスティングなどを楽しむ分には問題ないようだ。是非とも訪れてみたい。電車もバスも本数があまり多く無くアクセスしやすいとは言い難いが、なんとかして行きたい。
というわけで、旅の大枠は決まった。なんといっても今回の旅のテーマは癒しだ。必要以上に肩肘張らず、心身の疲れをとることに主眼を置きたい。
車がないとアクセスしづらいのが難点ですが、「ワイン好きの大人+子供は敷地内で少し遊べる」くらいのバランス感覚で楽しめそうなスポットです。
DO:1日目
新幹線
さて1日目。新幹線の乗車時間は1時間半ほどなので、今までで最も短い。その分出発時刻も11時過ぎと、かなりゆったり。完全に新幹線内でランチというペースである。
例によって、東京駅で駅弁をチョイス。子供はぐでたまドクターイエローという飛び道具系、自身は季節の彩り感ある幕内系。美味しくいただきました。

子連れでも1時間半なら「乗っていれば着く」感覚で、ぐずる前に到着できるくらいの距離感でした。
上田到着
さて上田。子供がハローキティのポップコーンを熱烈に欲しがるが、なんとかなだめすかして。まりこワイナリーめがけて、大屋駅へ。

バスに乗れればコスパは良かったのだが、つながりなし。タクシーを呼ぶことにする。ロータリーはあるが、タクシーはいないので電話で呼ぶ。
大屋駅からワイナリーまでは、タクシー利用が一般的で、行きは電話で呼べば10分ほどで来てくれました。

子連れでも1時間半なら「乗っていれば着く」感覚で、ぐずる前に到着できるくらいの距離感でした。
椀子ワイナリー
ワイナリー到着。一面の葡萄畑に囲まれて、おしゃれな建屋が姿を現す。入り口から入るとガラス張りで工場内が一部見える。樽がたくさん並んでいる。2階からは工場全体が見える。2階がテイスティングできるフロアとなっており、10種類の程度のワインや飲み比べメニュー、おつまみなどが楽しめる。テラスなどあり、水生生物がいる睡蓮鉢(?)などがあり、子供はそれに夢中になっていた。






上田鉄道別所線
まりこワイナリーからの帰りはマイクロバスで大屋、電車で上田と戻り、引き続き本日のお宿の別所温泉へ向かう。丸窓で有名な上田電鉄別所線へ。乗ったのは丸窓ではないが、田園風景などを楽しみながら、別所温泉駅へ到着。本日の宿泊先のスタッフがお出迎え。温泉街へ到着。

旅館
ウェルカムドリンクとしてワインや日本酒などがタダだった。ワイナリー行かなくて良かった、というと言い過ぎだが、ありがたいおもてなしだ。
晩御飯の時は、真田幸村(に扮したスタッフ)が登場し、一緒に写真を撮ってくれた。


