どこかにビューーン!で旅をする〜燕三条編②〜

 翌朝は、コンフォートホテルの朝食。6時半にオープンするので、朝が早い時にはありがたい。バイキング形式で、割と野菜がとりやすいメニューになっているのがありがたい。牛乳やほうれん草とりんごのスムージーは、子供も飲んでいたのでよかった。

白鳥の郷公苑へ

 白鳥の郷公苑は、東三条から出る越後バスで移動する。夜は少し雪が積もっていたので、また交通が乱れていないかやや不安はあったが、さすがにこの程度ではビクともしないか。弥彦線は、定刻通り出た。もともと越後交通長岡線が通っていたルートをカバーするようなバス。と言っても廃線になったのは、私が生まれるよりも前の話だ。川沿い・田畑・民家の間を縫って進む。

 特に何かあるわけでもない停留所でおりる。2歳児を連れてこんなところで止まってよいのか…とかんじるような場所。雪がどっさり。機械ないしは手動で雪かきをしている人々がちらほらと…。川沿いに、プレハブ小屋が見える。あそこが公苑か。近づくと、アア、アアというカモメのような鳴き声が聞こえる。それが白鳥か。結構な数が飛来している。ざっと50羽はいるだろうか。遠目にもはっきりわかる。

 ボランティア?NPO?シルバーの方?が、常駐スタッフとなって管理している。私がたどり着いたときには、一人だけバズーカのような一眼レフと三脚を構えたプロフェッショナル風情の方がおられたが、ほかは特にひとがおらず、にぎわってはいない。にぎわってない方が白鳥にとっては良いのか。

 白鳥のえさが売っている。控え目に言ってポン菓子や。あまりカロリーの高いモノ(パンなど)を食べさせると、太って飛べなくなるからダメらしい。子供にあげさせるが、近づかないと白鳥が届く範囲に投げられないが、近づきすぎると、川に落ちそうという葛藤。子供には少々難しそうだ。

 室内へ。平日なのであまり飲食メニューはないが、温まりながら白鳥が拝めるのが良い。望遠鏡が数台設置されており、無料で楽しめる。当日はさほど寒くはなかったが、もっと極寒の日であれば、室内でぬくぬくと観察を決め込むのもよいかもしれない。

 餌付けのおかげで、たくさんの白鳥に出会えたわけだが、こんなにあっさり見れてよいのだろうかという肩透かし感もあるが、やはり見れるに越したことはない。子供にも良い思い出になったと思う。子供は大量の雪を跳ね飛ばす除雪車の方に興味津々だったが。。。

藤次郎オープンファクトリーへ

 さて、白鳥を切り上げたあとは、途中のパン屋で購入したパンを駅待合室でついばみつつ、次の目的の藤次郎オープンファクトリーへ。弥彦線吉田駅から少々歩くので、子どもと歩くのはしんどいが、抱っこでなんとか連れていく。

 さて、オープンファクトリー。全体的におしゃれで、金属加工にありがちな、暑いところがない。基本的な形状はすでにできているので、最終的な研磨工程がメインということになるだろう。子どもに興味があるところがあるか心配だったが、意外にも夢中になって、結局工程を3周くらいした。内容を見ているというよりは迷路のような順路を歩き回ったのが楽しいだけだったかもしれない。

 その後はホテルに帰還。昨日窓から見て気になっていた、居酒屋ぜんていへ。子どもが好きそうなウィンナーなど、いろいろあったが、子どもは疲れ果てていたのか、ほとんど食べず残念。大人は日本酒など、楽しんだ。

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