台湾2日目。今日は、台北から台湾の真ん中、台中まで200キロチャリ漕いでやって来ました。いやー、完全に目標を見誤りましたね。1日200キロは、トライアスロンでも走ったことがありません。丸々一年トレーニングをサボっていて、かつ慣れない土地でドキドキしながら走って、もう身も心もヘトヘトです。
台北の朝の通勤ラッシュは戦場のようでした。原チャリは大集団で我先にと走り、路線バスは自転車相手でも平気で幅寄せして来るし、変な道を通っておまわりさんに怒られながら、なんとか台北を脱出。国道1号をひたすら南下しました。
そのあとも、桃園を過ぎるくらいまでは、原チャリと追いかけっこ。頻繁に赤信号に捕まるし、あまり快適なサイクリングとは言えない区間がつづました。新竹あたりから、環台1号という看板が出現し、機慢車(原チャリや自転車)専用レーンができて俄然走りやすくなりました。信号も止まらなくていい奴(黄点滅)になり20キロ時以上は出せるようになりました。
途中、水分補給にコンビニに寄ったりすると、地元民らしき人に、気さくに話しかけられたり。「環台?(台湾一周ですか?)」とか聞かれたけど、なんと答えていいかわからず、もどかしかったです。
環台1号は確かに自転車には走りやすく、明かりもあるので、自衛用のライトくらいあれば、夜の走行もあまり問題ないかもしれません。ただ、環台1号から若干外れる台中を目的地にしたのは作戦としてはイマイチでした。12号というのに入ると、機慢車禁止が増え、ああやっぱり車社会だ、ということを思い出さされます。残り15キロでパンクし、暗闇での修理を初体験しましたが、なかなか落ち着いてできるものではないですね。リム打ちで一本余計にチューブを失った上に、co2ボンベの噴射口も壊してしまいました。プレッシャーのあまり、あまり食欲もなく、夜市散策は今日もお預けです。
環台した時のこと〜その③〜
 
 

