4月の上旬ころですが、中小企業診断士の登録更新後の新しい登録証が届きました。2月末に更新が完了しているはずなので、丸1月くらいかかりましたね。一応、更新はうまくいっている確信はしていたのですが、やはり実際に登録証が到着するまでは、不安がありますね。実際、ポイントに関するいろいろな不備で更新トラブルを経験する診断士の方も少なくないみたいですので。。。

デザイン自体は、前のと変わっていないみたいです。以前はあったICチップがなくなったとか、いろいろな噂を聞きますが、一度も使うことがなかったので、どうだったか忘れてしまいました。

さすがに有効期間が令和になっている…というようなスーパープレイはなされていないみたいですね。さあ、次の5年も頑張ってポイント稼ぎましょう。

さて、この更新を機に…というわけではないのですが、わたくし、昨年度をもって、神奈川県中小企業診断協会を退会させていただくこととしました。4年間という短い期間でしたが、お世話になりました。
退会の理由ですが、特になにかトラブル等があったわけではなく、私自身があまり診断協会に属する利点を生かせなかったことが大きいですね。実際、診断協会は、所属するだけでは、ただただ会費4万8000円を毎年支払うだけであり、積極的に公募の案件に手をあげたり、プロジェクトに所属したり、協会活動の深部に入っていかない限り、それに見合った価値を得ることができないなと思いました。
そのあたり、私は、企業内診断士であり、なかなか十分に時間と労力をとれる自信がなかった…というと言い訳になってしまうかもしれませんが、やはりそうはいっても、プロジェクト等になると、業務多忙を理由に簡単にメンバーから外れることはできないので、多少尻込みしてしまうところもありました。現に多くの診断士は企業内で、副業禁止という人も多いので、診断協会の仕組みを生かしきれない方も多いのではないかなと思います。
また、強いて困ったことの具体例を一つあげるとすると、昨年度は、プロコン塾の開催数が少なく、時間に余裕ができが10月ころに申し込めるプロコン塾はもう予定になく、泣く泣く民間の実務補習を探すこととなったことですかね…。診断協会の会員は通常の受講料4万円のところを2万円で受けられるという利点があり、それもある意味協会に属することに期待していたところではあったのですが、昨年はそれを生かすことができませんでした。一方で、民間の実務補習のほうが開催数も多く、いろいろサポートもしっかりしていて頼れるなと思うところがあり、今後は民間の実務補習でもよいかなと思うところもありました。
加えて、この4月から、神奈川県診断協会は体制が変わり、収益事業と、非収益事業をきちんと分け、従来型の非収益事業を扱う診断協会と、収益事業を扱うかながわ士会に分離されることになりました。私自身はもともとプロジェクト等の収益事業にかかわってきたことがないので、どちらにしても影響はないのですが、その収益事業に期待をしていた方は、今後は両会に所属し、毎年11万円程度の会費を支払っていくことになるので、本気でプロコンで食っていく!という覚悟がなければ、難しそうに思えてしまいました。
ちなみに、協会から退会することで、起こりうるデメリットとしては、
- 診断士バッジを返却しなければならない
- 協会員用ホームページを使えない
- 更新のリマインダが来ない
- 更新手続きを県協会に代行してもらえない
などが考えられますが、これに関しては、自己責任で頑張っていくしかないですね。
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