【本】会社法がよくわかる本

この本を読んだきっかけ

中小企業診断士の試験では、会社法に関する問題が良く出題されます。会社の設立や機関設計、株主総会や決算など、あらゆる会社という法人格に関する知識を浅くでもよいから広く知っておくべしという配慮だと思うのですが、2011年ころに私が受験したころには、この辺が良くまとまった本が見つけられませんでした。こんな本が、当時あったらよかったのに…と思います。

厳密には、私が購入したのは、平成26年発行の初版なのですが、最新版のほうが、当然最新の法改正に追従されていて良いものになっていると思います。ほかの”よくわかる系の本”と比較したわけではないので、日本一わかりやすいかどうかはわかりませんが、確かにわかりやすいのは間違いなく、診断士試験の対策としては、これ一冊で十分と思われます。資格を取得した私自身が、いま改めて読んでみても、結構知識の抜けといいます、行間を理解せずに、わかったつもりになっている箇所が多いことに気づかされます。

この分野に知識がない人でも2時間もあれば、一通り読めると思いますので、試験勉強の合間の息抜きとしてでもよいので、とりあえず読んでおくのをおススメしたいと思います。

巻末に、定款のテンプレートがあることから、”これを使って、自力登記します!”という方にも当然使えると思いますが、こういうお役所への提出書類を書きなれていない方が行うことは、なかなか大変ですので、素直に司法書士の方に代行していただくことがおススメです。(中小企業診断士には、登記の代行ができないことが残念です。)

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