令和

ついに、新元号が始まりました。

人が生涯に改元に立ち会う機会は多くはないですが、今回のように生前退位という形で改元するのは近代以降では珍しいので、新鮮な感じがありますね。

少なくとも、昭和→平成は、大喪の礼のこともあり、あまり改元すること自体をおめでたい感じで扱うことも不謹慎感がありしづらく、また、例えば民放でも特に娯楽番組の類は、放送しづらかったこともあり、ほとんどの局が皇室典範がらみの番組を放送していた印象がありますが、今回は、皇室典範がらみという点では、力を入れていたのはNHKくらいで、民放は、教養系の番組で多少特集が組まれていたくらいで、他はほとんど通常通りという印象でした。


慣例に従い、折り目正しく事を運ぶことは大事といえども、あまりドタバタと何かが起こることも大変なことなので、こうして本人が元気なうちに、計画的に行く末を決めるというスタイルは現代的でよいことと思います。おりしも終活ブームなんて言うこともありますし(こういった件と結び付けて論じるのは失礼かもしれませんが)例えば、中小企業の社長ともなれば、次期社長への事業承継という観点でも早めに手を打つということは会社の安定経営をするうえでも重要なことですし、こういったことが良いお手本になるのではないかと思います。

何につけてもですが、長く物事を続けるには、正しいバトンタッチが重要だと思った次第です。

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