1/9の話になりますが、危険物取扱者試験(乙四)を受けてきました。(経緯については別の記事を参照)直前に、政府から1都3県での緊急事態宣言が発出されましたが、特に何か影響があることもなく、普通に開催されました。
金沢八景にて
もともと乙四試験は年に4回ほど開催されるものですが、コロナ禍の影響で6月頃からのびのびとなり、久しぶりの開催となったので、毎回どのくらいの人が受験するのかわかりませんが、普通より多くの人が受けたのではないかと思います。試験会場も、もともとは慶応大学(日吉キャンパス)であったはずなので、おそらく普段とは異なるように思います。


金沢八景は、初めて来ました。海が近く、史跡の類も多いようなので、観光をするには楽しそうですが、本日は基本的には仕事の一環ですので、そういったものには目もくれず、海を感じることもなく、試験会場である横浜市立大学金沢八景キャンパスに向かいました。
手ごたえは?
試験会場は、覚悟はしていましたが、換気のために窓が開いており、とても寒かったです。特に私は窓際だったので、膝が常時ひんやりした外気をもろに受け、なかなかにしんどかったです。ダウンジャケット着用のまま、両ポケットにカイロを仕込んでおいたのが奏功しました。
結局、会社指定の講習会で受給された教科書はほとんど開かず、問題集もかろうじて1周こなしただけですが、別にブックオフで購入した「10日で受かる 乙種第4類危険物取扱者すいっと合格(増補改訂版)」をやったおかげで、かなり楽ちんに問題が解けました。試験開始から、30分くらいで解き終わり、10分くらい見直しをした後、(寒さで免疫力が落ちるといけないとも思い)提出して退出しました。
ほぼほぼ、よく出る130問の中から出て、自信がないなと思うような問題もなかったので、マークミス等のしょうもない失点がなければ、合格点(科目別6割)はカタいのではないかなと思います。
感想
まだ、合格発表もしていないのに、まとめて感想を述べるのもなんなのですが、今回の受験で気づいたことなどを記録しておきたいと思います。
難易度はとてもやさしい
比較対象としては適切かどうかわかりませんが、私の感触としては、4級アマチュア無線技士より簡単だったなという印象です。4級アマチュア無線技士は、小学生でも取ることができる易しさといわれていますが、それでも、300問くらいは問題を暗記しないと手堅く合格…とはいかないと思います。一方、乙四は100問くらい覚えると、かなりパターンが見えてきて、あとは常識的判断と思考によって補えるので、手ごたえを感じるまでに必要な努力が少なかった印象です。勉強時間もきちんと数えていないですが、20~30時間以内ではないかと思います。
理系出身なら山は法令のみ
法令系に関しては、別表の物質名や性質、指定数量、製造所等のそれぞれのルールなど、暗記しなければ太刀打ちできない問題はあるものの、物理・化学に関する内容は、高校時代・大学受験等でさんざん取り組んだ内容を思い出すだけなので、あまり苦労はありませんでした。化学などは、大学の教養課程以来なので、かれこれ20年近くぶりでしたが、意外と覚えているものだなと思いました。
すいっと合格の方がやりやすい
先述しましたが、乙四には対応する事前講習会というものが開催され、講師からみっちり1日かけて出題範囲の勉強を教えてもらえるのですが、講師の方には申し訳ないですが、あとから考えると、かけた時間に対して得るものが少なかった印象です。
もちろん、自主的に本から学ぶモチベーションを保てる人と、対人でないとやる気がわかない人がいるので、どちらが良いか一概には言えませんが、私ならば、すいっと合格を8時間みっちり読み込んだ方が効率が良かったかなと思いました。
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