先日の土曜日の話となりますが、危険物取扱者(乙種四類)のための、準備講習というものを受けてきました。
なぜ乙四か?
ひょん(?)なことから、なぜか乙種四類の資格を取ることとなりました。もともと、資格試験を受けたりすること自体は嫌いではないので、受講・試験費用・維持費用諸々会社が持ってくれるということであれば、知識の幅を広げる意味でも受けてもいいか…とは思っていました。
危険物取扱者乙種四類とは、基本的には消防法で定められる危険物のうち、ガソリンなどの引火性の液体を取り扱うための資格で、典型的には、ガソリンスタンドで働く若いお兄ちゃんなんかがとるものと思われます。私が言った受講場所でも、金髪や、ちょっといかつい模様の入ったパーカーを着た20代前半くらいと思われる、若者たちがぞろぞろと来ました。中高年の方もいましたが、ごく少数派でした。
小田原へ

講習会場は、小田原市民交流センターUMECOでした。小田原は、私が西湘に住むようになった10数年前に比べると、駅前が劇的に開発されていて、UMECOについても、とてもきれいな市の施設ができているなぁという印象は持っていましたが、実際に中に入るのは初めてでした。UMECOは、昔小田原城にいた象の名前と思われますが、中には象の絵画も見ることができます。

本題と関係ないですが、隣に立っている古風な屋敷も若干気になりました。なんとなくフードコートのようなものができそうな印象がありましたが、まだ開発中のようでした。以前何があったかもすでに忘れてしまいました。(つぼ八とかがあったような…。)小田原は、来るたびにお店が潰れては開店し、栄枯盛衰が激しいところだなと思っていましたが、鈴廣とタイトーステーションの並びだけは、私が来た頃とほとんど変わっておらずすごいな…と思いました。

久しぶりに真剣な座学…きつい
講習は午前中が法令、午後が実務という感じでした。印象を一言でいうと”詰込み型”という感じでした。物事を一から教えるということは完全に放棄して、ただひたすら出題傾向に沿って「ここは出る」「ここは出ない」ということを、9:30~16:50まで(もちろん途中休憩はありますが)延々ぶっ続けという感じで、若干気絶しそうになりました。
もっとも、出題範囲の広さ、受講生の勉学に対する意欲など諸々をトータルすると、このスタイルに落ち着くのだろうなとも思います。「高校時代の授業ってこんなだったかな…」と受験時代に思いを馳せてみました。もっと若いころ勉強しておけば、もっと立派な大人になれたのになぁ…などとは中年になってからしがちな反省ですが、実際やってみると、あ…これ無理なやつだ…とすぐに気づきます。会議室用の椅子で長時間座学を受けるというのを、学生時代はよくできていたなぁと思います。意外と腰に来ます。
意欲的な語呂合わせ表
私は、たくさんの言葉を暗記するのが嫌いで嫌いで仕方なかったので理系に進学したクチなのですが、面白い語呂合わせで覚えられると楽でよいですよね。受講生の勉学に対する意欲を考慮しているのか、なかなかに渾身の語呂合わせが乗ったA4プリントをいただきました。まるで、試験に出るどうでしょうを見ているようです。

さかしい爺さん!!!
なかなかいいですね。これは乙四の定番っぽいです。
ただ、酸化性固体と酸化性液体がどっちがどっちかわからなくなりがちなのが、残念です。

6000円の下着!!!!
なかなか、強烈というか、勢い系です。
ただし、勢い系の難点は、結局数字の由来がたどれないことです。5000円の下着でも良いわけです。6000を覚えるのに、6000を語呂かできていなければ、片手落ちなのです。。。

特別な巫女!一見10月というのが、勢い系に見えるのですが、10月といえば、神無月。自社の神が不在のうちに、ちょっと学校で勉強でもしようかしらという向上心の高い巫女さんが目に浮かびます。五重塔というのもなんだか意味ありげです。もっとも一般には五重塔は仏塔ですが。。。3・5は実は重なっています。ミコミコ。十も重なってますね。ジュウジュウ。
今回は、これといって落ちがないのですが、久々に脳細胞をフルに活用して頑張りたいと思います。
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